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二十四節気七十二候

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今週の10月28日から11月1日までの5日間を霜降(そうこう)の次候『霎時施(こさめときどきふる)』と言います。
冬がもうすぐ隣まで来ていることを感じさせる、晩秋のたたずまいのことを「冬隣」と言います。空の模様・風の様子・草木の色など、周囲の景色の変化や雰囲気から冬がすぐそこまで近づいてきた気配を感じる頃になります。

この時期の特徴
・銀杏の茶わん蒸し
銀杏はイチョウの実で秋の味覚の代表格。半透明の鮮やかな緑色で、水分を加えると黄色っぽく変化します。いろいろな料理の彩りに使われますが、おすすめは茶わん蒸しのなめらかさと銀杏のモチモチとした食感のコントラストはまさに絶品です。

・落花生
土の中から採れる、マメ科の植物です。その名前の由来は、花の付け根からつるが伸び、土の中にもぐってから実がなる面白い生態から来ています。秋に収穫され、塩茹でや焼き落花生、中身だけを取り出してバターなどでローストしてもいいでしょう。

・カワハギ
おちょぼ口をした、愛らしい姿の魚です。俳句では夏の季語になっていますが、秋から冬にかけてがおいしくいただけます。調理の時に、皮が綺麗にはがれることから「カワハギ」と呼ばれるようになりました。





今週の18日からの5日間を寒露(かんろ)の末候蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)』と言います。秋が深まり、キリギリスが家の戸口で鳴き声を聞かせてくれる頃。と言っても、キリギリスは夏の日中に鳴く虫。実はここに出てくるキリギリスはコオロギのことを指しています。
平安時代、人々がキリギリスのことをコオロギと呼んでいたのが、この候名になった理由です。恋の季節も盛りの頃、未だ実らない思いを胸にコオロギが鳴き続けます。

この時期の特徴
・虫の音(むしのね)
秋の夜長に耳を澄ませば、マツムシやスズムシ、コオロギなど秋虫の声が聞こえてきます。日本には古くから虫の音を愛でる文化があります。平安時代には貴族たちの間で、虫籠の中に鳴き虫を入れて楽しむことが流行していました。

・秋桜(コスモス)
和名を「アキザクラ」と言います。秋桜という感じをそのまま「コスモス」と読むほど、日本では馴染み深い秋の花です。美しい花を咲かせることからギリシャでは「飾り」という意味を持ちます。

・蕪(かぶ)
日本には奈良時代以前に伝わったと言われる蕪。江戸時代には全国で栽培され、それぞれの土地ならではの品種もたくさん生まれました。春と秋に収穫されますが、寒いと一段甘みが増すので、十月から十一月の秋の蕪が美味とされます。

・栗渋皮煮(くりしぶかわに)
秋の味覚として、料理にもお菓子にも使われる栗。鬼皮だけをむいた栗をまるごと使うスイーツが栗渋皮煮です。作り方は、アクを抜いた渋皮つきの栗を砂糖水でコトコト煮るだけのシンプルなもの。手間と時間はかかりますが手作りの味は別格です。




今週の10月13日から17日までの5日間を寒露(かんろ)の次候『菊花開』(きくのはなひらく)と言います。秋空が晴れることを「菊晴れ」(きくばれ)といいます。晴れ渡った秋空の下、ひと息つくと気分が一新します。古くから菊は最も品格のある花とされ、邪気を払う不老長寿の薬効があると言われています。

この時期の特徴
・鶉(うずら)
小さな頭にまるまるとした胴体が愛らしい鳥。野生の鶉は、秋の終わりに越冬のため、日本列島を北から南へと移動します。平安時代の書物に肉の調理法が残され、室町時代にはペットしても愛されていたという記録もあるようです。

・どんぐり
ドングリは͡小楢(こなら)、水楢(みずなら)、樫(かし)など、ブナ科の木の実の総称です。「どんぐりころころ・・・」と童謡にも歌われており、昔の子供たちにとっては格好のおもちゃでした。秋になると神社の境内や裏山でドングリを拾い、コマややじろべえを作って遊びます。

・いちじくの揚げ出し
「無花果」(いちじく)という字を書きますが、実際には花がないのではなく、実の中に無数の小さな花を咲かせます。「無花果」を揚げて合わせ出汁をかけた揚げ出しは、甘さと酸っぱさが合わさります。






10月8日から二十四節気が「寒露」(かんろ)に入ります。秋が深まり、朝と晩の冷え込み厳しくなってくる頃ですね。また10月8日から12日までの5日間を寒露の初候『鴻雁来る』(こうがんきたる)と言います。燕(つばめ)と入れ代わるように、雁が日本に渡ってくる時期。その年の秋、最初に北方から渡ってきた雁のことを「初雁」(はつかり)と呼びます。

この時期の特徴
・雁渡し(かりわたし)
初秋から中秋にかけて吹く北風のこと。ちょうど雁が渡ってくる頃に吹くので「雁渡し」と呼ばれるようになりました。この風が吹くと、一気に空気が秋らしくなり、空が澄み渡ります。「青北風」(あおきた)とも呼ばれます。

・芭蕉忌(ばしょうき)
江戸時代の俳人・松尾芭蕉が大坂で客死したのは1694年10月12日のこと。京都円山公園に建てられた芭蕉堂では、この日に芭蕉を偲び、句会と法要が行われます。

・北寄貝
北海道や東北で食べられている貝で「北に寄った貝」ということから「北寄貝」(ほっきがい)という名前が付きました。10センチ近くになる大型の貝で、独特の甘みがあります。生食のほか、炊き込みご飯、煮つけなど、色々な調理法で楽しめます。

・コオロギ
「枕草子」(まくらのそうし)にも記述があるほど、古くから親しまれてきた虫。「コロコロコロ」「ヒヨヒヨヒヨ」という美しい鳴き声をあげはじめる頃です。11月には一生を終えてしまうコオロギ。秋に成虫になると夜ごと鳴いて求愛をしているのです。




今週の9月28日から10月2日までの5日間を秋分の次候(じこう)『蟄虫坏戸』(むしかくれてとをふさぐ)と言います。私たちが秋の風情を感じている頃、虫たちは一足早く冬眠の支度を始めます。10月1日前後を目安に衣替えをされると良いかもしれませんね。衣替えをし、季節感を味わうことによって、秋を楽しむ心の余裕が運気を上げていきますよ

この時期の特徴
・零れ萩(こぼれはぎ)
初秋に咲き誇った萩の花が、散り落ちる様子を表した言葉です。古来、人々は鮮やかな紫色の萩の花が風に揺れ、こぼれるように散りゆく姿に美しさと切なさを感じ、季節の風物詩として愛でました。

・コーヒー
国際協定で、コーヒーの新年度は10月からと定められています。そこで、コーヒーにとっての元日に当たる10月1日が「コーヒーの日」。「読書の秋」という言葉もあるこの季節、コーヒーの香りを楽しみながら、本を読んで過ごす贅沢な一日はいかがですか。

・鳶(とび)
タカ目タカ科の鳶は、日本で一番身近な猛禽類(もうきんるい)。上昇気流にのって輪を描きながら空へ舞い上がり「ピーヒョロロロ」と鳴く姿は、日本人にとってなじみの深いものです。土木建設業の職人を鳶(とび)と呼びますが、それは彼らが持つ鳶のくちばしに似た鳶口(とびぐち)という道具が由来だと言われています。

・鮑(あわび)
4~5個の穴が並ぶ殻が特徴的なアワビ。この穴は成長とともに、新しいものができると、古い穴から閉じていきます。コリコリとした食感を楽しむ高級食材で、刺身や酒蒸し、ステーキなどで食べられます。夏から出回りますが、産卵期が近づく秋になると実が大きくなります。





 

今週の9月22日は秋分の日です。この日は昼と夜の長さがほぼ等しくなり、太陽が真東から出て、真西に沈みます。秋分の日をはさむ前後三日、合計七日間のことを「彼岸」といい、先祖を偲ぶ日となっています。9月22日から27日までの6日間を『秋分』の初候(しょこう)「雷乃収声」(かみなりすなわちこえをおさむ)といいます。夏空を轟かせていた雷が、すっかりなりをひそめる時期。雷の原因でもあった雄大な入道雲が消え、代わりにいわし雲やうろこ雲が秋空にポツポツと現れます。

この時期の特徴
・うろこ雲
晴れた秋空に、白い小さな雲塊が集まり、まるで魚のうろこのように見える雲の群がりのことです。正式名称は巻積雲(けんせきうん)で絹積雲とも書きます。俗称として、いわし雲、さば雲と呼ぶこともあり、俳句では秋の季語となっています。

・彼岸花(ひがんばな)
秋の彼岸の頃に咲くため、その名がついたと言われる彼岸花。曼殊沙華とも呼ばれ、花茎だけが五十センチほど伸びて真っ赤な花を咲かせます。毒を持つので田んぼや墓地を害獣から守るために植えられることが多く、少し不吉なイメージで語られることもあります。

・おはぎ
彼岸の時期、先祖への感謝と家族の健康を願って、墓前や仏壇にお供えします。名前の由来は、秋の七草のひとつ、萩の花が小豆の粒と似ていることから。また春の彼岸に供えるぼたもちは、春に咲く牡丹の花を小豆に見立てたと言われています。

・木通(あけび)
秋になると紫色の実をつけ、熟すと自然と皮が割れて果実が露出します。白い実はとろりとしていて甘く、昔は山で遊ぶ子供のおやつになっていたといいます。苦みのある皮も料理に利用でき、春の新芽も山菜として食されています。




今週の13日から17日までの二十四節気『白露』の次候「鶺鴒鳴」(せきれいなく)の5日間です。小川や沼などの水辺に生息する鶺鴒。繁殖期であるこの頃に「チチン チチン」と高い音の鳴き声を聞かせます。
鶺鴒は雀より少し大きな鳥で、ほっそりとした体に長い尾を持ちます。尾をしきりに上下に振る動きが特徴です。
もともと河原で見られる鳥でしたが、近年は人家近くにも棲みつくようになり、より身近な野鳥となっています。

この時期の特徴
・キノコ狩り
朽ち木や木陰の腐葉土に生えているキノコ。
秋の味覚を求めて、たくさんの人々が森の中へと探しに出かけます。日本は古くから森林が豊富な国。キノコは山の幸の一つとして、昔から味わわれてきました。

・鶺鴒(せきれい)
『日本書紀』にイザナギとイザナミに夫婦和合の方法を教えた鳥として登場。
そのためか「教え鳥」「恋教え鳥」まどという異名もあります。イシタタキ、ニワタタキなどと地面を叩くように尾を振って歩く愛らしい姿を表した名でも呼ばれます。

・栗ご飯
ふっくらと炊き上がった、真っ白なご飯と黄金色の栗のコントラストが目にもおいしい栗ご飯。味付けは塩のみで、ご飯と栗、それぞれの優しい甘みを味わいます。栗の皮をむくのが少し大変ですが、水にしばらく漬けて皮を柔らかくしておくのがコツです。

・白粉花(おしろいばな)
夕方に、赤や黄色、紫、白の花を咲かせ、翌朝にはしぼんでしまう花。
熟した種を割ると、中からおしろいのような白い粉が現れることからこの名がつきました。人目を避けるように夕方から咲き始め、すぐにしぼんでしまうため「内気」という花言葉あります。



今週9月7日から二十四節気『白露』に入りました。かすかに秋の気配を感じます。そして11日までの5日間を「草露白」(くさのつゆしろし)と言います。大気が冷え、晴れた秋の夜空が続く頃。この時期の朝には、草の上に露が降り、朝日の中で、白く光っています。
露は、日中の大気中にあった水蒸気が、夜の冷気で冷えたことで凝結し、草木の葉などに結ばれる水滴のことです。露は別名「月の雫」(つきのしずく)と呼ばれます。露が降りる仕組みを知らないかつての人々は、露のことを月の落とした雫だと思ったのでしょう。

この時期の特徴
・御山洗い
富士山麓地方で旧暦7月26日ころに降る雨のことを意味する言葉で、秋の季語です。言葉のとおり、この頃に降る雨は、多くの登山者によって汚れてしまった富士山を洗い清めてくれると解釈されています。

・占地(しめじ)
「香りマツタケ、味シメジ」と言われるほど、味が良いとされます。ただここで言われるシメジは本シメジのことで、一般に出回っているブナシメジとは別物です。シメジを鍋や汁物に入れる時は、水からゆっくりと煮ると、うまみ成分が溶け出して、おいしく仕上がります。

・赤とんぼ
誰もが一度は口ずさんだことがある童謡「赤とんぼ」に歌われている赤とんぼは、アキアカネ、ナツアカネ、ミヤマアカネなどの体の赤いトンボの総称。夏の間は山間部で過ごし、秋風が吹く頃に人々が生活する平野部へ降りてきます。

・重陽の節句
重陽の節句は五節句の一つで、九月九日。 古くから縁起が良いとされてきた奇数(陽数)の中でも一番大きな「九」が重なる日として、陽が重なる「重陽の節句」となりました。延寿の力があるとされる菊を用いて長寿を願うことから「菊の節句」とも呼ばれています。






今週の9月2日から7日までの5日間を処暑の末候『禾乃登』(こくものすなわちみのる)と言います。黄金色に輝く稲穂が、涼しげな秋風にそよぎ、大きく波打つ季節。「禾」(のぎ)は稲穂が実り、その豊かな頭(こうべ)を垂れている様子を、「登」は作物が成熟する様子を表しています。稲の実である米は、はるか昔、先史時代から私たち日本人にとって重要な食べ物として栽培されてきました。命のもとともいえる稲の海原……。その光景に、人々は喜び、色めき立ちました。

この時期の特徴
・稲穂
誰もが黄金色に輝く穂先を想像する稲穂。ところが、近年、黄金色以外の稲穂が注目されている「祝い酒」と「祝い紫」。
観賞用に交配された稲で、鮮やかな赤色や濃い紫色をしています。稲に「食べる」以外の価値が見出されはじめています。

・サツマイモ
程よい甘みで、料理だけでなく、デザートにも利用できる人気の野菜。食物繊維のほか、ビタミンCもたっぷり。サツマイモの
ビタミンCは熱に強いのも特徴です。中国から沖縄を経由して鹿児島に伝わったことから、薩摩のイモ、サツマイモと呼ばれるようになりました。

・秋刀魚の塩焼き
秋の味覚の代表格とも言えるのが、秋刀魚の塩焼き。たっぷりと脂がのった秋刀魚をパリパリに焼き上げ、大根おろしやすだちを添えていただきます。軽く振った塩が臭みをとり、旨みを引き出します。

・松虫(マツムシ)
文部省唱歌『虫のこえ』の中で「ちんちろ ちんちろ ちんちろりん」と歌われているのがマツムシ。昔はスズムシとマツムシの呼び方が逆になっていたと言います。生息地が開発の影響を受けやすいことから数が減少し、都市部では、その鳴き声を聴くことも少なくなりました。







今週の8月23日から二十四節気『処暑』に入ります。処暑には暑さが止むという意味があります。蒸すような残暑が続く中、少しだけ涼やかになった初秋の風が吹き渡る頃です。
空を見上げれば「行き合いの空」が見られるかもしれません。夏の入道雲と秋のすじ雲が、同じ空に現れて行合う。夏から秋に移りつつあるこの時を象徴しているかのような光景です。

この時期の特徴
・綿花(めんか)
「綿花」とは綿の花のことではなく、綿の種子についた実綿のことを指しています。開花してから50~60日あとに成熟した実が割れ、中から白くて柔らかな綿毛が現れます。その様子は、まるで華が開いてるかのように見えます。

・葛切り
秋の七草のひとつでもある「くず」を原料にした、和スイーツの代表格。まだまだ暑い日も多いこの季節、涼を求めるにはぴったりかもしれません。デザートだけでなく、春雨と同じような使い方で、料理に使うこともできます。

。駒鳥(こまどり)
雀ほどの大きさの小さな鳥で「ヒンカラヒンカラ」と力強く鳴く声が、馬のいななきに似ていると、駒鳥(こまどり)という名が付きました。うぐいす、おおるりと並んで、日本三大鳴鳥に挙げられているほど有名な鳥ですが、最近は生息数が減少し、見かけるのが珍しい野鳥になってしまいました。

・梨
主に和梨、洋梨、中国梨の三種類があります、日本でよく食べられている和梨と洋梨は、八月下旬から十一月にかけてが旬。和梨にはシャリシャリとした独特の食感があります。



今週の8月13日から来週の17日までの5日間を立秋の次候『寒蝉鳴』(ひぐらしなく)と言います。ヒグラシという名前は、日が暮れていくころに鳴くことから「日を暮れさせるもの」として名づけられました。普段は涼しい朝夕に鳴く蝉ですが、気温が低くなると日中でも鳴くことがあるそうです。俳句では秋の季語で、残暑が夕闇に染まっていく中で響く、ヒグラシの「カナカナカナ」という鳴き声は、夏の終わりと、本格的な秋の訪れを教えてくれます。

この時期の特徴
・迎え火
盆の時期は地方によって違いがありますが、一般的に月遅れの盆(旧盆)は八月十三日から十六日までの間に行われるが多いようです。盆入りの八月十三日の夕方には、先祖の霊が迷わないように目印として火を焚く迎え火を行います。

・冬瓜
ウリ科の植物で、果肉は95%以上が水分。
煮物やスープ、炒め物にしたりして食べます。
弱った胃にやさしいさっぱりとした味わいで、利尿効果があるため、薬膳料理などにも使用されます。

・蝉
世界に約三千種もいると言われている蝉。そのうちの約三十種類が日本に生息しています。一般的に蝉は夏の虫というイメージが強く、俳句などでも夏の季語とされます。しかし、ヒグラシやツクツクボウシなど秋の季語とされている種類もあります。




今日8月2日は「土用の丑の日」で、今年は今日8月2日を「二の丑」と呼びます。
土用とは立春・立夏・立秋・立冬の前の約18日間を指し、この期間中の丑にあたる日が、土用の丑の日です。
暑い夏を乗り切るためにウナギを食べて精をつける風習は、江戸時代の発明家・平賀源内が行ったうなぎ屋の宣伝によって生まれました。
  
今日8月2日から8月6日までの5日間を二十四節気『大暑』の末候『大雨時行』(たいうときどきふる)と言います。台風や集中豪雨などに悩まされる時期です。大粒の雨が空から降り注ぎ、地面を打ち付けます。今日は晴天だと思っても、急に激しい夕立が降ることもしばしば。もともと雨の多い日本には、雨を表す言葉がたくさんあります。例えば、訪れてきた人が帰るのを引き留めるかのように急に降り出した雨のことをいう「遣らずの雨」など情緒あふれる言葉も素敵です。

この時期の特徴
・蝉時雨(せみしぐれ)
頭上で一斉に鳴き立てる蝉の声を、ザアザアと降る時雨のようだ、とたとえた言葉です。一日中聞こえるように感じる蝉の声ですが、じつは、午前中はクマゼミ、午後はアブラゼミと言ったように、種類によって鳴く時間が決まっています。

・スイカ
スイカは中身の約90%が水分、糖度は10%程度となっており、夏の水分補給にぴったりの野菜です。夏の食べ物というイメージが強いですが、暦の上では秋にあたる八月半ばが旬になるため、俳句では秋の季語となっています。

・太刀魚
細く平らな体で、尾びれと腹びれがありません。銀色に輝く姿が、太刀によく似ていることから名づけられました。焼くと旨みがぐっと増します。新鮮なものを刺身で食べるのも美味です。


今週の7月28日から8月1日までの5日間を二十四節気『大暑』の次候『土潤溽暑』(つちうるおうてむしあつし)と言います。ようやく夏の本番がやってきて、草木がますます緑を深くするのと同時に、大気はじっとりと蒸し暑くなり、地面から陽炎が立ち昇ります。
昔の人は逃げ場のない暑さをしのごうと、打ち水をしたり、冷たいものを食べて体を冷やしたり、厚気払いを行ったりしました。一方で、田畑では、太陽の恵みを受けた農作物が実り始めています。

【この時期の特徴】
・草いきれ
夏の猛暑日、太陽が生い茂った草むらを照りつけたことで立ち昇る、ムッとした熱気のことを意味する言葉で夏の季語です。草むらの中が外気よりも著しく高温多湿になることで発生する現象です。

・ひまわり
その名の通り、太陽に顔を向ける夏の花。しかし、実際には華が開いたあとはそれほど動かないそうです。高さ2メートルほどの直立した茎をもち、鮮やかな黄色の大輪の花を咲かせます。

・海鞘(ほや)
東北地方の夏の珍味。味がよく、刺身や焼き物、揚げ物などにして食べますが、奇妙な外見から親しみのない人は敬遠しがちかもしれません。平安時代に書かれた『土佐日記』にも、その名を見ることができます。

・ウスバカゲロウ
トンボに似た見た目をしていますが、違う種類の虫。昼は葉の陰で休み、夜になると透き通った羽を広げ、光に向かって飛びます。幼虫は蟻地獄と呼ばれ、地表にすり鉢型の巣を作り、落ちた蟻や小さい虫を食べます。


今日7月21日は「土用の丑の日」です。土用とは立春・立夏・立秋・立冬の前の約18日間を指し、この期間中の丑にあたる日が、土用の丑の日です。暑い夏を乗り切るためにウナギを食べて精をつける風習は、江戸時代の発明家・平賀源内が行ったうなぎ屋の宣伝によって生まれました。今年の夏は土用の丑の日が2回あります。
この場合は今日7月21日を「一の丑」、8月2日を「二の丑」と呼びます。

今週の7月23日から7月27日までの5日間を大暑の初候『桐始結花』(きりはじめてはなをむすぶ)といいます。
桐の実がなり始める頃。
桐は古代中国では神聖な樹で五百円硬貨の表にも描かれています。
金運上昇を願い、五百円玉貯金を始めてみてもいいでしょう

この時期の特徴

・風鈴の音
扇風機やクーラーなどのないかつての日本では暑い夏を少しでも過ごしやすくするために、風鈴の音に涼を見出しました。金属やガラスなどで作った小さい釣り鐘型の鈴が鳴らす音は、日本の夏の涼を感じさせます。

・朝顔
ラッパの形をした花を咲かせる、夏の風物詩。奈良時代に中国から日本に渡って来ました。当初は、薬用として用いられていましたが、江戸時代から鑑賞用に品種改良が行われるようになり、現在に至ります。

・ウニ
夏が旬の海の幸。長く鋭いトゲに包まれた身は濃厚な味わいで、寿司ネタや刺身として人気です。たくさんの種類がありますが、実は食べられないものがほとんど。日本では主にエゾバフンウニやキタムラサキウニが食べられます。

・茗荷の甘酢漬け
シャキッとした食感と独特の風味があるミョウガは、薬味として使うことが多く食欲を促進してくれます。また漬け汁に漬けて作るミョウガの甘酢漬けはさっぱりとした味わいがあります。








今週の7月12日から17日までの5日間を小暑の次候『蓮始開』(はすはじめてひらく)と言います。夏の朝、泥の中から生まれた蓮が茎を伸ばします。この花が、水面に華やかな大輪の花を咲かせてくれるのはこの時期だけです。
蓮の花は深夜二時頃につぼみが開き、明け方に一番美しく咲き誇ります。昼頃には花弁を閉じ、また夜明けに咲くことを三日間繰り返し、開花から四日目には散ってしまいます。美しも儚いその生きざまが、見る人の胸を打つのかもしれません。

【この時期の特徴】
・鬼灯(ほおずき)の開花
大きく膨らんだ赤い袋が印象的な鬼灯(ほおずき)は七月から、茎の各節に淡い黄色の花を咲かせます。花が咲くとがく片が大きくなり、果実を包んでしまいます。この青いがく片が熟して赤色になると、私たちがよく知る鬼灯の姿になるのです。

・アゲハ蝶
アゲハ蝶がさなぎからかえり、その黒色と黄色で美しく彩られた羽を広げる季節。その姿は山間から都心まで至るところで見かけることができます。蝶は『古事記』や『日本書紀』にも登場し、アクセサリーや家紋にも使われています。

・大賀蓮(おおがはす)
世界最古の花と言われている花で、約二千年前、弥生時代の古蓮と推定されています。千葉市花見川区の遺跡で種子が発見され、発芽に成功。現在は各地の蓮公園などでその花を咲かせています。

・シジミ汁
シジミは貝類の中で最も旨みのある出汁がとれると言われており、汁物にするのに最適です。小さな体にはカルシウムや鉄分、ビタミンなどが詰まっており、昔から栄養のある食べ物とされてきました。


今週の7月7日から二十四節気『小暑』(しょうしょ)に入ります。7日から11日までの5日間を『温風至』(あつかぜいたる)と言います。梅雨が明けるか明けないかという時期です。雲間からの日差しが日に日に強くなり、夏の熱を帯びた風が吹きはじめます。
一度、梅雨が明け、何日も気持ちの良い晴天が続いたと思っても、再び梅雨のような状態に戻ることを「戻り梅雨」「返り梅雨」といいます。
不安定な気候の中、本格的な夏の到来を待ちわびます。

【この時期の特徴】
・天の川(あまのがわ)
年に一度の織姫と彦星の逢瀬が許される日。夜空には多くの星で作られた天の川が流れます。天の川が見えないこともありますが、そういう時には織姫と彦星は鵲(かささぎ)という鳥に乗って、逢瀬を交わすそうです。

・李(すもも)
「酢桃」とも書き、甘酸っぱい果物で、プラムとも言います。葉酸や鉄分、カリウムが豊富で、貧血や便秘解消に役立ちます。生で食べるほかに果実酒やジャムなどにして楽しみます。

・素麺(そうめん)
代表的な夏の味覚。ガラスの器に氷水と一緒に盛り付ければ、見た目も涼やかです。地域によっては七夕に食べる風習があり、素麺を糸に見立てて裁縫の技術の上達を願いました。

・茄子(なす)
水分が多く、食物繊維やカリウムなどの栄養素が豊富な夏野菜。皮の色素であるナスニンには、動脈硬化などを予防する働きがあります。焼いたり煮たりするほか、漬物などにして食します。




今週の7月2日から7月6日までの5日間を、夏至の末候『半夏生』(はんげしょうず)といいます。この時期に半夏(はんげ)という名のサトイモ科の植物が生えることが由来。半夏(はんげ)は別名「烏柄杓」(からすびしゃく)といい、薬草として使われます。また、この時期に半夏生というドクダミ科の花も咲きます。
農業の大切な節目で、田植えを終わらせる目安とされました。この時期、酒肉を禁じるなど物忌みを行うこともあったようです。

≪この時期の特徴≫
・半夏雨(はんげあめ)
半夏生の日に降る雨のことを「半夏雨」(はんげあめ)といいます。
田植えに田の神が昇天するときに降る雨とされており、この日は大雨になると言われてました。また天候によって、一年の豊作を占う風習もあったようです。

・半夏生(はんげしょう)
七十二候の1つと同じ名前を持つ植物。この時期に小さな白い花が咲き、その周りの葉の半分が白く染まります。名前の由来は半夏生の時期に葉が白くなるから、または葉が白くなる様子が化粧をしているようであるからとも言われています。

・オクラ
夏バテ予防の味方となる夏野菜です。五角柱の形をした実がなり、強いぬめりが特徴。
このぬめりには、ペクチン、ムチンなどの成分が含まれており、整腸作用があります。下痢や便秘で悩む人にもおすすめです。




今週の6月21日から二十四節気『夏至』に入ります。
まだまだ梅雨が続きますが、ようやく夏だ!と実感できる時期。
一年の中で、一番昼の時間が長く、太陽が最も高い位置まで昇ります。
この日から夏の盛りに向けて日に日に気温が上昇していくのに対して、日照時間は冬に向かって短くなっていきます。夏至は特別な日として、世界中で祝われており、北欧やヨーロッパなどでは夏至祭が行われます。

この時期の特徴
・南風(はえ)
夏に吹く南寄りの季節風のことを指します。
梅雨に入り、曇り空の下で雨と共に吹く南風のことを「黒南風」(くろはえ)、梅雨が明けて、青空の下で吹く南風のことは「白南風」(しろはえ)と呼びます。
ちなみに、西風を「ならい」、北風を「あなじ」と言います。

・郭公(カッコウ)
「カッコウ、カッコウ」という特徴的な鳴き声から名付けられた夏鳥です。灰色の体で、お腹に黒い横斑があります。巣を作らず、他の鳥の巣に托卵する習性がり、早く孵化した雛鳥は仮親の卵を巣の外へ放り出してしまいます。

・トマト
トマトは、一年を通して店先に並ぶ野菜ですが、初夏のものは糖度が高く、味も濃いと言われています。トマトの赤い色素はリコピンという成分で、動脈硬化予防、老化予防、血糖値改善などに効果があります。

・うつぼ草
周囲の季節に逆らうように夏には枯れてしまう花。名前にある「うつぼ」とは武士が矢を持ち歩く時に入れていた長い籠のこと。冬に咲く花の形がこの籠によく似ているため、この名前が付けられました。




今週の16日から20日までの5日間を芒種の末候『梅子黄』(うめのみきばむ)と言います。
「梅雨」という言葉には、諸説ありますが、梅の実が熟す時期という意味があり、「つゆ」「ばいう」と読みます。
その言葉のとおり、青々と育っていた梅の実が、梅雨入りにともなって黄色く色づきはじめるのです。この期間中、雨がほとんど降らないことを「空梅雨」といいます。ちなみにカビ(黴)が生じやすい時期ということで黴雨(ばいう)と書くこともあります。

【この時期の特徴】
・かたつむり
渦巻き型の殻が特徴の巻貝の仲間。カタツムリは雌雄同体の生き物で、梅雨の時期に交尾をします。「恋矢」(れんし)と呼ばれる生殖器を、お互いに突き刺して、精子を交換し、それぞれのカタツムリが出産します。

・鮎(あゆ)
だいたい六月から七月にかけて、各地の川でアユ釣りが解禁されます。
アユはキュウリに似た独特の香りを放つことから「香魚」(こうぎょ)とも呼ばれます。
味のよい魚で、釣ったアユをその場で処理した塩焼きは絶品です。

・父の日
六月の第三日曜日は、父親に日頃の感謝を伝え、労う日です。
「父の日」の提唱者であるドット夫人が、この日に父親の墓前にバラを捧げたことから、アメリカではバラを贈る風習があります。日本ではネクタイや靴下などを贈ることが多いようです。
 
今週の6月5日から二十四節気の『芒種』(ぼうしゅ)に入ります。
6月5日から10日までの5日間を『芒種』の初候『蟷螂生』(かまきりしょうず)と言います。
蟷螂は、力が及ばない相手にも立ち向かう勇敢な虫です。
その精神にあやかって、ブレない心作りに励み、運気を呼び込みましょう。
京都の祇園祭では、神の使者として崇められているようです。

春に卵が孵化した蟷螂の子どもたちが成長し、立派な姿で現れる季節です。
三角形の頭に鎌のような前足を持つ蟷螂は、動いている獲物しか狙わない生粋のハンター。
獲物を狙う前に、前足をこすりつけるような仕草をすることから、拝み虫とも呼ばれます。
蟷螂は稲や農作物に手をつけず、害虫を駆除してくれるため、畑の益虫としても親しまれています。

この時期の特徴
・五月富士(さつきふじ)
旧暦五月ごろの富士山のことを「五月富士」(さつきふじ)と言います。
雪が解け、夏の山としての顔を見せ始めた富士の山を言い表した言葉です。
夏の季語で、清々しい青空の下、悠然とそびえ立つ姿が映えます。

・真魚鰹(まながつお)
カツオとはまったく違う魚で、体が平たく、やや菱形をしています。
瀬戸内海でよくとれることから、関東よりも関西で食されることが多いです。
味は濃厚で、西京焼きなどにして食べられます。

・玉蜀黍(とうもろこし)
タンパク質や食物繊維など栄養が豊富な食物です。長く伸びたヒゲの正体はめしべで、絹糸(けんし)と呼ばれます。粒の一つ一つから伸びているので、ヒゲが多いほど中身の粒も多くなります。「とうきび」とも呼ばれます。

・紫陽花(あじさい)
梅雨を象徴する花で、湿気のある半日陰を好んで咲きます。
日本固有の花で『万葉集』にも歌があります。
青紫色の花が一般的ですが、白色や淡紅色などの品種もあります。
今週の5月26日から5月30日までの5日間を小満の次候『紅花栄』(べにばなさかう)と言います。
紅花の花が盛んに咲く時期。紅の染料の材料となる紅花は、黄色の花を咲かせます。
古代エジプトからシルクロードを通って日本に渡り、平安時代から栽培されてきました。
中国の呉からきた藍色という意味で「呉藍」(くれのあい)と呼ばれ、それが転じて「紅」(くれない)となりました。藍色というと青系の色を思い浮かべますが、当時は色の種類に関係なく染料の意味で「藍」と呼んでいました。

この時期の特徴
・紅花の開花(べにばなのかいか)
山形県高瀬地区周辺には、多くの紅花畑があります。
江戸時代、最上川流域では「最上紅花」の栽培が盛んに行われ、紅花商人が活躍しました。
現在でも地域の伝統的な花として、栽培され続けています。

・てんとう虫
半球形のフォルムと背中の斑点模様が愛らしいてんとう虫。
菜の花や紅花につく害虫のアブラムシを食べてくれるため、昔から人々に親しまれてきました。背中に七つの斑点があるナナホシテントウをはじめ多くの種類がいます。

・紫蘇(しそ)
今では一年中出回っているシソですが、本来は初夏から盛夏にかけてが旬です。
葉は香りが良く食用にも用いられます。
体を温める効果があるので、夏場の冷え予防にも最適です。

・金魚草(きんぎょそう)
金魚草の花は名前の通り、ひれの大きな金魚に似た形をしています。
色も赤色、白色、黄色、紫色、桃色と数が多く、華やかな見目の夏の花です。
青空の下で、風に揺れる姿はまるで優雅に泳ぐ金魚のようです。
今週の5月11日から5月15日目での5日間を立夏の次候『蚯蚓出』(みみずいずる)と言います。
蚯蚓は(みみず)は初夏の日差しの下を這いまわる薄いピンク色の虫です。
他の生き物たちが目覚める三月の『啓蟄』(けいちつ)から出遅れて、ようやく地中の蚯蚓が目覚め、地上に這い出てきました。
昔から「蚯蚓のいる土は良い土だ」と言われるように、土中を豊かにしてくれる益虫です。
こうしている間にも、夏に向けて、せっせと土を耕してくれているのでしょう。

この時期の特徴
・薫風(くんぷう)
新緑の香りを運ぶ、爽やかな初夏の風。「風薫る」とも言います。
この時期は、肌寒さが去り、夏の気配を感じ始めます。

・玉筋魚(いかなご)
日本各地でとれる魚。主に稚魚をしらす干しや佃煮にして食べることが多く、生後三ヵ月から四ヵ月のものを「新子」(しんこ)と呼びます。兵庫県では、新子を生姜と醤油で佃煮にした「くぎ煮」が食べられています。

・不如帰(ほととぎす)
「テッペンカケタカ」という特徴的な鳴き声で、夏の到来を教える渡り鳥。五月上旬に日本に渡来します。漢字表記や別名が数多くあり、文目鳥、妹背鳥、黄昏鳥、偶鳥、卯月鳥などと呼ばれます。
 
今週の5月5日から二十四節気は立夏(りっか)に入ります。
5月5日から10日までの5日間を立夏の初候『蛙始鳴』(かわずはじめてなく)と言います。
冬眠から目覚めた蛙たちの鳴き声が聞こえはじめる、夏の入り口の季節です。
思わずウトウトしてしまう、のどかな春の陽気に誘われて出てきた生き物たちが、夏に向けて本格的に始動します。
とくに田んぼの多い地域では、蛙たちの求愛の歌が、あちらこちらで昼夜問わずに鳴り響き、否が応でも、夏の訪れを知らされることでしょう。

この時期の特徴
・雨蛙(あまがえる)
体長4センチほどの黄緑色の小さな雨蛙。
湿度に敏感で、雄は夕立の前に高い声で鳴くと言われています。
さまざまな種類の鳴き声があり、繁殖期の求愛の声、危険を知らせる声などを使い分けて、コミュニケーションをとります。

・端午の節句
5月5日に、男子の出世と息災を祈る行事。菖蒲湯に入り、柏餅やちまきを食べ、邪気を払います。鯉のぼりを上げるようになったのは江戸時代から。武士がこの日に武家飾りを立てたことを真似て、町人も出世魚である鯉をのぼりとして立てはじめました。

・粽(ちまき)
端午の節句で、柏餅と並んで食べられる縁起物。
笹の皮に包まれています。
笹の中身は、葛粉に砂糖を入れ、こねて蒸した餅菓子であったり、もち米を蒸したおこわであったりと、地方によって違います。

・若布(わかめ)
味噌汁の具や酢の物などでなじみのある海藻。古くから食され、『古事記』や『万葉集』などにもその名前が見られます。
ミネラル・カルシウムやカリウム、亜鉛などの栄養分が豊富です。
今週の4月30日から来週の5月4日までを穀雨の末候『牡丹華』(ぼたんはなさく)と言います。
咲き乱れる花のなかでも、別格の気品と美しさを誇り「百花の王」と称される牡丹が花開く季節です。美人を例える言葉に「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」とあるように、牡丹は古来、美の象徴とされてきました。

この時期の特徴
・八十八夜
そろそろ茶摘みが始まる頃です。立春から数えて八十八日目、5月2日頃のことを「八十八夜」といいます。この日に手摘みした茶葉は、古くから、不老長寿の縁起物として重宝されてきました。
また「母の日」に健康を願う贈り物としても喜ばれます。

・初ガツオ
江戸時代には「女房を質に入れても初ガツオ」という川柳が詠まれ、借金をしてでも食べたいと言われました。太平洋の黒潮に乗り、春にやってくる「初ガツオ」は、脂ののった秋の「戻りガツオ」に比べて、さっぱりした味わいです。
 
今週の4月15日から4月19日までの5日間を『虹始見』(にじはじめてあらわる)と言います。
春が深くなるにつれて空気に水分が含まれるようになると、雨上がりの空に虹がかかるようになります。春の気まぐれなにわか雨があがり、陽光の下でふとした瞬間に見える春の虹は、夏の虹と違い、すぐに消えてしまう儚(はかな)い存在です。昔から様々な国で、神聖なものと考えられており、古代中国では虹の正体は龍だとも考えられていました。

この時期の特徴
・春時雨(はるしぐれ)
春に降るにわか雨のこと。冬に降る鋭くて冷たい時雨に比べ、霞がかった柔らかい春時雨は、冬から春への季節の移ろいを感じることが出来ます。大粒の雨が降った後には大きな虹を見ることが出来ると言われています。

・雨前茶(うぜんちゃ)
お茶の本場・中国では清明が訪れるよりも先に摘んだ新鮮な茶葉で淹れたお茶を明前茶、穀雨の前に摘まれた茶葉で淹れたお茶のことを雨前茶といいます。一番茶として人気なのは明前茶ですが、雨前茶には明前茶よりも芳醇な味わいと香りがあります。

・͡小楢(こなら)
公園や広場などによく植えられている木で、灰黒褐色の樹皮を持ちます。春には長楕円の青々しい葉をつけ、黄緑色の花を垂らすようにして咲かせます。秋になると風物詩であるドングリを実らせます。

・飛魚(とびうお)
発達した胸びれを翼のように広げて波間を飛ぶ魚です。一説には、一回の飛行で数百メートルも飛行したという記録もあるとか。
脂肪分が少なく淡白な白身魚で、刺身やタタキ、塩焼きにしても美味。地域によって「アゴ」「トビ」とも言われています。
今週の4月5日から二十四節気が『春分』(しゅんぶん)から『清明』(せいめい)に移ります。
清明とは『清浄明潔』(せいじょうめいけつ)という言葉を省略したもの。万物が清らかで、生き生きとしている様子を表しています。
沖縄では「清明祭」(シーミー)という先祖供養行事があります。
4月5日から9日までの5日間を『玄鳥至』(つばめきたる)と言い、燕の飛来は本格的な春の始動と、農耕を始める合図です。また昔の日本では、燕は海のかなたにあると信じられた常世(とこよ)の国と往来すると思われていました。

この時期の特徴
・ひこばえ
樹木の切り株や根元から生えてくる若芽のことをひこばえと言います。春から夏にかけて多くみられる現象です。「ひこ」とはひ孫のことを指す言葉です。太い樹木に新しく芽生えた小さい若芽のことをひ孫にたとえたのでしょう。

・花まつり
灌仏会(かんぶつえ)とも呼ばれる4月8日の行事で、お釈迦様の生誕を祝います。さまざまな花で飾った花御堂を作り、中に誕生仏を安置します。お釈迦様が生まれたとき、甘露の雨が降ったとされていることから、甘露を意味する甘茶を像に注ぎます。

・アスパラガス
春から初夏にかけてが旬の野菜。栽培方法の違いで色が異なり、発芽後に盛り土をして栽培すると白色に、盛り土をせず、日光に当てて育てると緑色のアスパラガスになります。また、疲労回復にいいアスパラギン酸が豊富です。

・燕(つばめ)
南方で冬を越した燕が日本に戻り、巣作りを始めます。燕は穀物を荒らす害虫を退治してくれる鳥として大事にされました。燕が巣をかけると、その家は幸せになるとも言われ、巣立ちしたあとも巣をそのまま残す風習がある地域もあります。
 

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今週の3月31日から4月4日までの5日間を春分(しゅんぶん)の末候『雷乃発声』(かみなりすなわちこえをはっす)と言います。
桜が盛りを終えると、空の天気が怪しくなってきます。
春には寒冷前線の通過によって雷が起こりやすくなります。気温が下がり、農作物に影響を与えることもあります。春に鳴る雷のことを春雷と呼びます。春雷は夏の雷と違い、短く鳴るのが特徴です。
やっと訪れた春がまた遠くなったようにも思いますが、春雷は田植え前の、恵みの雨を呼ぶきざしとしての一面もあるのです。

この時期の特徴
・春暁(しゅんぎょう)
春の夜明けを表す言葉で、夜明けの気配を感じながらも、まだまだ薄暗い時分です。
冬のかたく張りつめた空気と違い、暖かみを感じます。
「春は曙」という言葉もあり、曙は暁よりもあとの、空が白みかける時分です。

・鯛茶漬け(たいちゃづけ)
縁起物としてよく祝い膳に用いられる鯛。平安時代から朝廷への貢ぎ物されるなど、特別な扱いを受けていました。鯛の切り身を醤油に漬け込み、ご飯に乗せて薬味とお茶をそそいだ鯛茶漬けは、ちょっとした贅沢です。

・タラの芽
山の斜面に生えていることの多い山菜。穂先が鮮やかな緑色で、高さは4メートルほどになります。トゲがある為採取するときは要注意。葉酸やビタミンEが豊富で、天ぷらや唐揚げ、おひたしにして食べます。

・タンポポ
タンポポには、日本の在来種である関東タンポポと、外来種である西洋タンポポの二種類があります。花の真下の部分がめくれて反り返っているのが、西洋タンポポです。西洋タンポポは夏も咲きますが、関東タンポポは春の短い期間にしか咲きません。

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今週3月26日から来週の3月30日までの5日間を春分(しゅんぶん)の次候『桜始開』(さくらはじめてひらく)と言います。
桜前線が北上するとようやく春の風物詩である桜が花開きます。
満開の桜の豪華さと、すぐに散りゆく儚さは、古くから多くの人々の心を魅了してきました。
この時期、まだ桜が咲いていなくても桜の木に触れてみましょう。
何世代にもわたり眺められてきた桜から健康長寿の力が授かります。また桜の香りを楽しみながら桜餅を食すと開運につながりますよ
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今週の3月16日から3月20日までの5日間を、啓蟄(けいちつ)の末候『菜虫化蝶』(なむしちょうとなる)と言います。菜虫とは青虫のことで、主にモンシロチョウの幼虫を指します。さなぎが羽化し蝶の姿へと生まれ変わる幻想的な季節です。浮世離れした美しさを持つ蝶は、別名を「夢見鳥」(ゆめみどり)といい、これは中国戦国時代の思想家・荘子の代表作『胡蝶の夢』の説話に由来します。蝶にまつわる逸話は多く、ギリシャ神話では魂の象徴とされ、人間の死後、霊が蝶に変わるという話は各国に存在しています。

≪この時期の特徴≫
・花笑む(はなえむ)
花が咲くことを「花笑む」と表現することがあります。「笑む」とはにっこり笑うこと。「咲む」(えむ)とも書きます。満面の笑みを見せてくれる色とりどりの花を見ると、思わず幸せな気持ちになり、自然に頬から笑みがこぼれてしまいます。

・猫柳(ねこやなぎ)
猫のしっぽのような、銀色をしたふわふわの花穂(かすい)の植物です。そのかわいらしい見た目から華道の花材に用いられることもあります。野山の水辺に生えており、花穂がつけば春の知らせです。

・紋白蝶(もんしろちょう)
白い羽に斑点が特徴の小さな蝶。春から姿を見せはじめ、ひらひらと花の間を飛び回ります。成虫の寿命は二週間ほどしかなく、可憐ではありながらも、はかない存在。秋までに五回ほど世代交代を繰り返します。

・浅蜊(あさり)
石器時代から食されていたとされる日本の代表的な貝。汁物、酒蒸し、佃煮など多くの料理で親しまれています。どこの干潟でも「あさると出てくる」ため、「あさり」と名付けられました。
今日3月3日はひな祭りですね。正式名称は上巳の節句(じょうしのせっく)と言います。桃の節句とも言いますね。女子のいる家庭で飾られるひな人形は、古くはもっと素朴な人形で、人間の身代わりとして穢れや厄災を映したあと川に流していました。

この時期の旬の物
・蛤のお吸い物
ひな祭りに欠かせないハマグリは春が旬。ハマグリの殻は対の物以外は合わないところから、夫婦円満、良縁をもたらすと言われています。お吸い物や酒蒸しにして家族の絆や新たなご縁を祈願しましょう。

・菜の花
黄色くて小さな花をつける春の花。花が咲く前のものは食材としても親しまれており、おひたしや和え物にしたりして食します。柔らかくてほろ苦い葉にはタンパク質やミネラル、ビタミンなどの栄養素が豊富です。

 
先週の2月23日から今週の2月27日までを雨水の次候『霞始靆』(かすみはじめてたなびく)と言います。春の早朝、遠くの山々に霞がたなびいている情景を見ることが出来ます。
この時期の大気には水分や細かい塵が多く含まれるため、遠景が薄くぼやけて白んで見えることがあり、このような現象を「霞」と言います。
ちなみに「霞」という表現は朝にしか使いません。夜の場合には「朧」(おぼろ)と呼んで、使い分けるのです。

この時期の特徴
・猫の恋(ねこのこい)
「猫の恋」とは、早春の猫の発情期を表す春の季語で、この時期になると、家の外から一晩中、野良猫たちの恋に狂った鳴き声が聞こえてきます。荒々しい喧騒も「猫の恋」と言葉にするとどこか切なく風情の一つに感じます。

・辛子菜(からしな)
ピリッとした辛みがクセになる辛子菜。産地である石川県では「金沢の伝統野菜」に認定されています。葉や茎を油で炒めたり、おひたしにしたりするほか、サラダや漬物などにして食します。

・檸檬(れもん)
艶やかなイエローが美しい果物。ビタミンCの代名詞とされていますが、実はクエン酸も豊富です。また、レモンの香りにはリラックス効果もあるといわれ、料理やデザートをフレッシュに彩ります。

・年越し蜻蛉(としこしとんぼ)
多くのトンボの仲間はヤゴの姿で越冬しますが、アオイトトンボの仲間には成虫の姿で冬を越す「年越し蜻蛉」がいます。
樹木の皮の隙間や草の陰で寒さを凌ぎ、春になると交尾をはじめます。

今週の2月19日から二十四節気が『立春』(りっしゅん)から『雨水』(うすい)に移ります。
雨が降って土が湿り潤う頃です。雨水は昔から農耕をはじめる時期の目安にもされてきました。ぬるんだ雨水が草木の芽生えに働きかけ、萌芽(ほうが)のきざしが見えてきます。
2月19日から23日までの5日間を雨水の初候『土脉潤起』(つちのしょううるおいおこる)
と言いますが、中国では『獺祭魚』(たつうおをまつる)という候でした。獺(かわうそ)はその愛くるしい姿が水族館でも人気のイタチ科の動物。春になり、漁をはじめた獺たちは手先が器用で、川でとった魚を岸に並べる習性があります。その姿が昔の人には、まるで「魚を供物として並べて、先祖を祀っている」ように見えたのでしょう。

この時期の特徴
・春泥(しゅんでい)
雪解けにぬかるんだ春の地面のことを意味します。靴が泥で汚れてしまう厄介さもありますが、来たるべき春に向けて、水が土を潤し、草木が芽生える準備をしていると思えば、待ち遠しい気分になります。

・パンジー
赤や黄、紫など色とりどりの花を咲かせるパンジーは、まだ寒さの残る時期から咲きはじめます。フランス語で「思考」を意味する「パンセ」が語源で、花を人の顔に見立て、まるで小首を掲げているように見えることから名付けられました。

・竹麦魚(ほうぼう)
羽のように広がる大きな胸びれが特徴的な魚。水深100メートル前後の砂泥地に生息し、海底を這ってエサを探す姿から「這う魚」転じて「ほうぼう」と名付けられました。淡白で上品な白身魚で、様々な料理に使用されます。

・高菜(たかな)
幅が広く大きな葉が特徴的な高菜。塩漬けにした高菜漬けが白米によく合う、旬の葉の物です。奈良時代から平安時代にかけて日本に持ち込まれ、九州地方で盛んに栽培されました。また、近畿地方には海苔の代わりに高菜漬けを巻いたおにぎり「めはり寿司」という郷土料理もあります。

今週の2月9日から13日までの5日間を立春の次候『黄鶯睍睆(うぐいす なく)』と言います。
鶯の鳴き声が、春の寒空に響き渡る時節です。候名の「黄鶯」はうぐいす、睍睆」(けんかん)は美しい声や姿形を意味する言葉。鶯といっても中国に生息する高麗鶯のことで、日本とは別種の鳥になります。全身が黄色く、目から後頭部にかけての黒い模様が美しい鳥です。
七十二候が中国から日本に渡り、日本の気候に合わせて改訂されていくうちに、日本人になじみのある鶯へと変わりました。


この時期の特徴
・鶯の声(うぐいすのこえ)
「ホーホケキョ」という鳴き声が聞こえたら、春が訪れる合図です。鶯は冬の間は山の中で過ごし、春になると平地へ下りてきます。早春に美しいさえずりを聞かせてくれることから「春告鳥」(はるつげどり)として、古くから親しまれています。

・さやえんどう
早採りしたえんどう豆のこと。さやがついたままなので、シャキシャキとした食感が楽しめます。ビタミンCやカロテンなどの栄養も豊富な春の野菜で、汁物や煮物に使われます。
今週の2月4日は立春ですね。旧暦ではこの日を元日としていました。
2月4日から2月8日までの5日間を立春の初候『東風解凍』(はるかぜこおりをとく)と言います。何か始めたい事や願い事を紙に書いて、部屋の東側に貼り一年の開運を祈願すると良いと言われていますよ春は「晴る・張る」などに通じ、新規スタートにふさわしい時です。

この時期の特徴
・春一番(はるいちばん)
春一番とは、冬の終わりと春のはじまりを教えてくれる南寄りの強風のこと。
立春から春分の間に初めて吹く南寄りの毎秒8メートル以上の速さの風を指し、毎年、気象庁が発表します。この風が吹くと気温が上がり、雪解けが始まります。

・蕗の薹(ふきのとう)
凍った大地の下から現れる春の山菜。蕗のつぼみの部分にあたり、まだ硬くて開いていないものが食べ頃です。独特の青い香りとほろ苦さが美味で、天ぷらにしたり、焼いたり、煮物にしたりして楽しみます。

・目白(めじろ)
黄緑色の可愛い小鳥。名前通り、目のまわりが白く縁取られています。ブラシのような舌を持ち、花の蜜や果汁などを吸います。とくに桜の花の蜜を好むようで、桜の花が咲く頃には枝の上に止まった姿がよく見られます。

・初午(はつうま)
二月の最初の午の日。この日に稲荷神が馬に乗って降臨したという信仰から、稲荷神社の祭日とされ、各神社は稲荷詣に来た人々でにぎわいます。もともとは五穀豊穣を祈る行事でしたが、近年では商売繁盛を祈願する人も多いようです。
今週の1月30日から来週の2月3日までを大寒の末候「鶏始乳」(にわとりはじめてとやにつく)に入ります。大寒の期間に生まれた卵は「大寒の卵」と言って縁起物とされています。食べると体が丈夫になり黄身の色から金運が上がると言われています。大寒の期間に購入した卵を食べてもご利益がありますよ。

この時期の特徴
・デコポン
「デコポン」とは熊本果実連が所有する登録商標で、正式な品種名は不知火(しらぬい)といいます。糖度13度以上、クエン酸1%以下のものを「デコポン」として出荷して良いと定められています。

・恵方巻
節分に穴子。しいたけ、デンブ、カンピョウ、キュウリ、たまご、高野豆腐など7種類の具材の恵方(縁起の良い方角)を向いて、無言で丸かじりすると神様のご利益があるとされています。諸説ありますが、7つの具材は「七福神」を表すと言われています。

・節分
節分とは、季節を分けるという意味があり、立春・立夏・立秋・立冬の前日のことを指します。暦の上では立春は1年の始まりなので、古い年の邪気を払うために、豆をまいて鬼を退治し、新しい年を迎えるという風習が伝えられています。
 
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今週の1月21日から二十四節気『大寒』(たいかん)に入ります。
最後の二十四節気であり、寒さのピークを迎える時期になります。この頃、柔道・剣道などの武道や芸事においては、肉体と精神力を鍛え養う寒稽古が行われます。一年で一番つらい時期ではありますが、言い換えれば、これ以上のつらさがもう訪れない時期でもあります。
この時期、井戸水の温度が低く雑菌が少ないので「大寒の日の水は腐らない」と言われ、昔から味噌や酒の仕込みをしていました。大寒の期間の朝にコップ一杯の水を飲んで体内を浄化しましょう。

この時期の特徴
・南天(なんてん)
真っ白な花を咲かせたあと、鮮やかな赤い実をつけ、お正月の飾りにも登場します。葉や実は昔から薬効があるとして、せきどめや眼病に重宝されていました。
「難を転じる」ことに通じ、現代では庭木に人気の樹木です。

・林檎(りんご)
秋から冬にかけて、蜜がたっぷりの林檎が出回ります。青森県や長野県などの涼しい地域で採れる果物ですが、主な品種は「ふじ」「紅玉」「ジョナゴールド」、青りんごとも呼ばれる「王林」がありますが、日本各地で採れる品種は七十種以上あります。

・ぶり
関東地方では成長するにつれて、ワカシ→イナダ→ワラサと呼び名が変わる出世魚で、縁起がいいとされています。寒い季節に脂がのり、新鮮な身をしゃぶしゃぶや照り焼きにするとおいしい魚です。関西で呼ばれる「ハマチ」も成長するとブリになります。
 
今週の1月16日から来週の20日までの5日間を小寒の末候『雉始雊』(きじはじめてなく)と言います。
童話『桃太郎』でおなじみの雉(きじ)ですが、この時期には雉の雄の鳴き声が響いていたそうです。雄の雉は真っ赤な肉垂れを揺らしながら、必死に「ケーンケーン」と甲高い声を出して雌へと求愛を示します。
雉は日本の国鳥です。美しい羽の色が重宝されました。

この時期の特徴
・雉の母衣打ち(きじのほろうち)
母衣打ち(ほろうち)とは、雉が翼を激しくはばたかせ、音を立てる行為のことです。人の頼みをそっけなく拒絶するさまを「けんもほろろ」といいますが、「けん」は雉の鳴き声、「ほろろ」は母衣打ちのことだそうです。

・あんこう
平たく大きな口、頭にアンテナのような突起を持ち、ユニークな姿で知られるアンコウ。食用にはヒレ、皮、エラ、肝臓、胃袋、卵巣、身と捨てるところがなく、「アンコウの七つ道具」と呼ばれます。とろりとした食感のアン肝は、アンコウ鍋として人気です。

・水菜
京野菜の一つで、シャキシャキとした食感と、鮮やかな色合いがサラダや鍋物などに人気の野菜です。肥料を使わず水と土だけで育てられたことから、水菜と名付けられました。京都や大阪で食べられる「はりはり鍋」に欠かせない野菜です。

・小正月(こしょうがつ)
日本では古くから、元日から七日までを「大正月」(おおしょうがつ)、14日から16日までの三日間、もしくは15日を「小正月」(こしょうがつ)と呼んできました。この日には、柳の枝に紅白色の餅や飾りをつけて稲穂に見立てた「餅花」(もちばな)が飾られ、その年の豊作を祈ります。
今週の8月23日から二十四節気『処暑』に入ります。処暑には暑さが止むという意味があります。蒸すような残暑が続く中、少しだけ涼やかになった初秋の風が吹き渡る頃です。
空を見上げれば「行き合いの空」が見られるかもしれません。夏の入道雲と秋のすじ雲が、同じ空に現れて行合う。夏から秋に移りつつあるこの時を象徴しているかのような光景です。

この時期の特徴
・綿花(めんか)
「綿花」とは綿の花のことではなく、綿の種子についた実綿のことを指しています。開花してから50~60日あとに成熟した実が割れ、中から白くて柔らかな綿毛が現れます。その様子は、まるで華が開いてるかのように見えます。

・葛切り
秋の七草のひとつでもある「くず」を原料にした、和スイーツの代表格。まだまだ暑い日も多いこの季節、涼を求めるにはぴったりかもしれません。デザートだけでなく、春雨と同じような使い方で、料理に使うこともできます。

。駒鳥(こまどり)
雀ほどの大きさの小さな鳥で「ヒンカラヒンカラ」と力強く鳴く声が、馬のいななきに似ていると、駒鳥(こまどり)という名が付きました。うぐいす、おおるりと並んで、日本三大鳴鳥に挙げられているほど有名な鳥ですが、最近は生息数が減少し、見かけるのが珍しい野鳥になってしまいました。

・梨
主に和梨、洋梨、中国梨の三種類があります、日本でよく食べられている和梨と洋梨は、八月下旬から十一月にかけてが旬。和梨にはシャリシャリとした独特の食感があります。
今週の9月2日から7日までの5日間を処暑の末候『禾乃登』(こくものすなわちみのる)と言います。黄金色に輝く稲穂が、涼しげな秋風にそよぎ、大きく波打つ季節。「禾」(のぎ)は稲穂が実り、その豊かな頭(こうべ)を垂れている様子を、「登」は作物が成熟する様子を表しています。稲の実である米は、はるか昔、先史時代から私たち日本人にとって重要な食べ物として栽培されてきました。命のもとともいえる稲の海原……。その光景に、人々は喜び、色めき立ちました。

この時期の特徴
・稲穂
誰もが黄金色に輝く穂先を想像する稲穂。ところが、近年、黄金色以外の稲穂が注目されている「祝い酒」と「祝い紫」。
観賞用に交配された稲で、鮮やかな赤色や濃い紫色をしています。稲に「食べる」以外の価値が見出されはじめています。

・サツマイモ
程よい甘みで、料理だけでなく、デザートにも利用できる人気の野菜。食物繊維のほか、ビタミンCもたっぷり。サツマイモの
ビタミンCは熱に強いのも特徴です。中国から沖縄を経由して鹿児島に伝わったことから、薩摩のイモ、サツマイモと呼ばれるようになりました。

・秋刀魚の塩焼き
秋の味覚の代表格とも言えるのが、秋刀魚の塩焼き。たっぷりと脂がのった秋刀魚をパリパリに焼き上げ、大根おろしやすだちを添えていただきます。軽く振った塩が臭みをとり、旨みを引き出します。

・松虫(マツムシ)
文部省唱歌『虫のこえ』の中で「ちんちろ ちんちろ ちんちろりん」と歌われているのがマツムシ。昔はスズムシとマツムシの呼び方が逆になっていたと言います。生息地が開発の影響を受けやすいことから数が減少し、都市部では、その鳴き声を聴くことも少なくなりました。
今週9月7日から二十四節気『白露』に入りました。かすかに秋の気配を感じます。そして11日までの5日間を「草露白」(くさのつゆしろし)と言います。大気が冷え、晴れた秋の夜空が続く頃。この時期の朝には、草の上に露が降り、朝日の中で、白く光っています。
露は、日中の大気中にあった水蒸気が、夜の冷気で冷えたことで凝結し、草木の葉などに結ばれる水滴のことです。露は別名「月の雫」(つきのしずく)と呼ばれます。露が降りる仕組みを知らないかつての人々は、露のことを月の落とした雫だと思ったのでしょう。

この時期の特徴
・御山洗い
富士山麓地方で旧暦7月26日ころに降る雨のことを意味する言葉で、秋の季語です。言葉のとおり、この頃に降る雨は、多くの登山者によって汚れてしまった富士山を洗い清めてくれると解釈されています。

・占地(しめじ)
「香りマツタケ、味シメジ」と言われるほど、味が良いとされます。ただここで言われるシメジは本シメジのことで、一般に出回っているブナシメジとは別物です。シメジを鍋や汁物に入れる時は、水からゆっくりと煮ると、うまみ成分が溶け出して、おいしく仕上がります。

・赤とんぼ
誰もが一度は口ずさんだことがある童謡「赤とんぼ」に歌われている赤とんぼは、アキアカネ、ナツアカネ、ミヤマアカネなどの体の赤いトンボの総称。夏の間は山間部で過ごし、秋風が吹く頃に人々が生活する平野部へ降りてきます。

・重陽の節句
重陽の節句は五節句の一つで、九月九日。 古くから縁起が良いとされてきた奇数(陽数)の中でも一番大きな「九」が重なる日として、陽が重なる「重陽の節句」となりました。延寿の力があるとされる菊を用いて長寿を願うことから「菊の節句」とも呼ばれています。

 
今週の13日から17日までの二十四節気『白露』の次候「鶺鴒鳴」(せきれいなく)の5日間です。小川や沼などの水辺に生息する鶺鴒。繁殖期であるこの頃に「チチン チチン」と高い音の鳴き声を聞かせます。
鶺鴒は雀より少し大きな鳥で、ほっそりとした体に長い尾を持ちます。尾をしきりに上下に振る動きが特徴です。
もともと河原で見られる鳥でしたが、近年は人家近くにも棲みつくようになり、より身近な野鳥となっています。

この時期の特徴
・キノコ狩り
朽ち木や木陰の腐葉土に生えているキノコ。
秋の味覚を求めて、たくさんの人々が森の中へと探しに出かけます。日本は古くから森林が豊富な国。キノコは山の幸の一つとして、昔から味わわれてきました。

・鶺鴒(せきれい)
『日本書紀』にイザナギとイザナミに夫婦和合の方法を教えた鳥として登場。
そのためか「教え鳥」「恋教え鳥」まどという異名もあります。イシタタキ、ニワタタキなどと地面を叩くように尾を振って歩く愛らしい姿を表した名でも呼ばれます。

・栗ご飯
ふっくらと炊き上がった、真っ白なご飯と黄金色の栗のコントラストが目にもおいしい栗ご飯。味付けは塩のみで、ご飯と栗、それぞれの優しい甘みを味わいます。栗の皮をむくのが少し大変ですが、水にしばらく漬けて皮を柔らかくしておくのがコツです。

・白粉花(おしろいばな)
夕方に、赤や黄色、紫、白の花を咲かせ、翌朝にはしぼんでしまう花。
熟した種を割ると、中からおしろいのような白い粉が現れることからこの名がつきました。人目を避けるように夕方から咲き始め、すぐにしぼんでしまうため「内気」という花言葉あります。

今週の9月28日から10月2日までの5日間を秋分の次候(じこう)『蟄虫坏戸』(むしかくれてとをふさぐ)と言います。私たちが秋の風情を感じている頃、虫たちは一足早く冬眠の支度を始めます。10月1日前後を目安に衣替えをされると良いかもしれませんね。衣替えをし、季節感を味わうことによって、秋を楽しむ心の余裕が運気を上げていきますよ

この時期の特徴
・零れ萩(こぼれはぎ)
初秋に咲き誇った萩の花が、散り落ちる様子を表した言葉です。古来、人々は鮮やかな紫色の萩の花が風に揺れ、こぼれるように散りゆく姿に美しさと切なさを感じ、季節の風物詩として愛でました。

・コーヒー
国際協定で、コーヒーの新年度は10月からと定められています。そこで、コーヒーにとっての元日に当たる10月1日が「コーヒーの日」。「読書の秋」という言葉もあるこの季節、コーヒーの香りを楽しみながら、本を読んで過ごす贅沢な一日はいかがですか。

・鳶(とび)
タカ目タカ科の鳶は、日本で一番身近な猛禽類(もうきんるい)。上昇気流にのって輪を描きながら空へ舞い上がり「ピーヒョロロロ」と鳴く姿は、日本人にとってなじみの深いものです。土木建設業の職人を鳶(とび)と呼びますが、それは彼らが持つ鳶のくちばしに似た鳶口(とびぐち)という道具が由来だと言われています。

・鮑(あわび)
4~5個の穴が並ぶ殻が特徴的なアワビ。この穴は成長とともに、新しいものができると、古い穴から閉じていきます。コリコリとした食感を楽しむ高級食材で、刺身や酒蒸し、ステーキなどで食べられます。夏から出回りますが、産卵期が近づく秋になると実が大きくなります。

 

10月8日から二十四節気が「寒露」(かんろに入ります。秋が深まり、朝と晩の冷え込み厳しくなってくる頃ですね。また10月8日から12日までの5日間を寒露の初候『鴻雁来る』(こうがんきたる)と言います。燕(つばめ)と入れ代わるように、雁が日本に渡ってくる時期。その年の秋、最初に北方から渡ってきた雁のことを「初雁」(はつかり)と呼びます。

この時期の特徴
・雁渡し(かりわたし)
初秋から中秋にかけて吹く北風のこと。ちょうど雁が渡ってくる頃に吹くので「雁渡し」と呼ばれるようになりました。この風が吹くと、一気に空気が秋らしくなり、空が澄み渡ります。「青北風」(あおきた)とも呼ばれます。

・芭蕉忌(ばしょうき)
江戸時代の俳人・松尾芭蕉が大坂で客死したのは1694年10月12日のこと。京都円山公園に建てられた芭蕉堂では、この日に芭蕉を偲び、句会と法要が行われます。

・北寄貝
北海道や東北で食べられている貝で「北に寄った貝」ということから「北寄貝」(ほっきがい)という名前が付きました。10センチ近くになる大型の貝で、独特の甘みがあります。生食のほか、炊き込みご飯、煮つけなど、色々な調理法で楽しめます。

・コオロギ
「枕草子」(まくらのそうし)にも記述があるほど、古くから親しまれてきた虫。「コロコロコロ」「ヒヨヒヨヒヨ」という美しい鳴き声をあげはじめる頃です。11月には一生を終えてしまうコオロギ。秋に成虫になると夜ごと鳴いて求愛をしているのです。
今週の10月13日から17日までの5日間を寒露(かんろ)の次候『菊花開』(きくのはなひらく)と言います。秋空が晴れることを「菊晴れ」(きくばれ)といいます。晴れ渡った秋空の下、ひと息つくと気分が一新します。古くから菊は最も品格のある花とされ、邪気を払う不老長寿の薬効があると言われています。

この時期の特徴
・鶉(うずら)
小さな頭にまるまるとした胴体が愛らしい鳥。野生の鶉は、秋の終わりに越冬のため、日本列島を北から南へと移動します。平安時代の書物に肉の調理法が残され、室町時代にはペットしても愛されていたという記録もあるようです。

・どんぐり
ドングリは͡小楢(こなら)、水楢(みずなら)、樫(かし)など、ブナ科の木の実の総称です。「どんぐりころころ・・・」と童謡にも歌われており、昔の子供たちにとっては格好のおもちゃでした。秋になると神社の境内や裏山でドングリを拾い、コマややじろべえを作って遊びます。

・いちじくの揚げ出し
「無花果」(いちじく)という字を書きますが、実際には花がないのではなく、実の中に無数の小さな花を咲かせます。「無花果」を揚げて合わせ出汁をかけた揚げ出しは、甘さと酸っぱさが合わさります。
 
今週の18日からの5日間を寒露(かんろ)の末候『蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)』と言います。秋が深まり、キリギリスが家の戸口で鳴き声を聞かせてくれる頃。と言っても、キリギリスは夏の日中に鳴く虫。実はここに出てくるキリギリスはコオロギのことを指しています。
平安時代、人々がキリギリスのことをコオロギと呼んでいたのが、この候名になった理由です。恋の季節も盛りの頃、未だ実らない思いを胸にコオロギが鳴き続けます。

この時期の特徴
・虫の音(むしのね)
秋の夜長に耳を澄ませば、マツムシやスズムシ、コオロギなど秋虫の声が聞こえてきます。日本には古くから虫の音を愛でる文化があります。平安時代には貴族たちの間で、虫籠の中に鳴き虫を入れて楽しむことが流行していました。

・秋桜(コスモス)
和名を「アキザクラ」と言います。秋桜という感じをそのまま「コスモス」と読むほど、日本では馴染み深い秋の花です。美しい花を咲かせることからギリシャでは「飾り」という意味を持ちます。

・蕪(かぶ)
日本には奈良時代以前に伝わったと言われる蕪。江戸時代には全国で栽培され、それぞれの土地ならではの品種もたくさん生まれました。春と秋に収穫されますが、寒いと一段甘みが増すので、十月から十一月の秋の蕪が美味とされます。

・栗渋皮煮(くりしぶかわに)
秋の味覚として、料理にもお菓子にも使われる栗。鬼皮だけをむいた栗をまるごと使うスイーツが栗渋皮煮です。作り方は、アクを抜いた渋皮つきの栗を砂糖水でコトコト煮るだけのシンプルなもの。手間と時間はかかりますが手作りの味は別格です。

 
今週の10月28日から11月1日までの5日間を霜降(そうこう)の次候霎時施(こさめときどきふる)と言います。
冬がもうすぐ隣まで来ていることを感じさせる、晩秋のたたずまいのことを「冬隣」と言います。空の模様・風の様子・草木の色など、周囲の景色の変化や雰囲気から冬がすぐそこまで近づいてきた気配を感じる頃になります。

この時期の特徴
・銀杏の茶わん蒸し
銀杏はイチョウの実で秋の味覚の代表格。半透明の鮮やかな緑色で、水分を加えると黄色っぽく変化します。いろいろな料理の彩りに使われますが、おすすめは茶わん蒸しのなめらかさと銀杏のモチモチとした食感のコントラストはまさに絶品です。

・落花生
土の中から採れる、マメ科の植物です。その名前の由来は、花の付け根からつるが伸び、土の中にもぐってから実がなる面白い生態から来ています。秋に収穫され、塩茹でや焼き落花生、中身だけを取り出してバターなどでローストしてもいいでしょう。

・カワハギ
おちょぼ口をした、愛らしい姿の魚です。俳句では夏の季語になっていますが、秋から冬にかけてがおいしくいただけます。調理の時に、皮が綺麗にはがれることから「カワハギ」と呼ばれるようになりました。