きさろく君が行く!

第5回

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★☆★☆★きさろく君が行く!★☆★☆★
いのちのたび博物館で地球の歴史を知る!
★☆★☆★第5回★☆★☆★
 


黒崎商店街のゆるキャラである「きさろく君
彼が色々なところへ行って、色々な人と話をするコーナーです!
第5回は黒崎のお隣、八幡東区にある「いのちのたび博物館」に行ってきました!
今回は写真多めでお届けしまーす!
 

黒崎から車で10分ほど、八幡東区東田にある
北九州市立自然史歴史博物館「いのちのたび博物館」
市立施設で入館料600円(2019.4月~)というリーズナブルさでありながら、実は世界最大の旅行サイト《トリップアドバイザー》で「旅好きが選ぶ!日本の博物館2018」では、全国第5位に選ばれた施設なのです!
恐竜好きのこどもさんはもちろんのこと、大人も楽しめる「いのちのたび博物館」
きさろく君は何に興味を持つでしょうか!?

今回は「いのちのたび博物館」普及課の
大友先生に解説と案内をしていただきました

きさろく君 「初めて来たんだよ!!まずここでチケットを…あのー、ここでいいんですよね?」

大友先生 「はい!」

※常設展の観覧料は、一般500円、高校生以上300円、小中学生200円、小学生未満無料(2019.3月まで。4月からは一般600円、高校生以上360円、小中学生240円、小学生未満無料)です

きさろく君 「大友先生!!あれはもしかして!!」

大友先生 「はい、2017年末に閉園したスペースワールドにあった【月の石】です。1969年に月面着陸を果たしたアポロ12号が持ち帰ったものですよ」

きさろく君 「本物なんですよね?」

大友先生 「もちろんです!一旦アメリカのNASAへ戻されましたが、北九州に戻ってこれることになってよかったです。国内でNASA公認の月の石が見ることができるのは、東京の国立科学博物館とここ「いのちのたび博物館」だけなんですよ」

きさろく君 「うわぁ!すごいんですね!」

大友先生 「すごいんですよ!」

ずらりと並んだ恐竜の骨
頭はすべて入り口を向いているので、入館すると太古のいのちたちが出迎えてくれます


きさろく君 「これは、すごい!この大空間は何なんですか。言葉がなくなりますね」

大友先生 「この大きな空間は『アースモール』と言って、一番手前から順にだんだん新しい時代に向かっていきます。段差を一つ上がるごとに新しい時代になるんですよ」

きさろく君 「時代、ですか。江戸とか明治とか…」

大友先生 「何千万年とか何億年の単位ですよ(笑)」

きさろく君 「え~…けたはずれに長い年月ですね…(呆然)」

大友先生 「そうですね。このあたりは中生代ゾーンです」

きさろく君 「こんな大きい恐竜たちがたくさん歩いていたんですね」

大友先生 「きっとそうですね。北九州にもこんな大きな恐竜もいたかもしれないんですよ」

きさろく君 「え!?北九州に!?」

大友先生 「あとでエンバイラマ館で見ましょうね!」

きさろく君 「これはもしかして!!かかってこい!!」

大友先生 「きさろく君…やめておいたほうがいいと思うよ?」

きさろく君 「いいえ!この前黒崎商店街でライオンと戦えなかった分、僕はここで戦わなくてはいけないのです!」

大友先生 「ライオンと?いや、ライオンに勝ててもティラノサウルスには勝てないと思うよ」

きさろく君 「そうなんですか…」

大友先生 「最強の肉食恐竜と言われいるくらいだから。まぁ、そもそもここにあるのは恐竜の骨格標本だからね(笑)」

大友先生 「戦っているところを申し訳ないけど、きさろく君」

きさろく君 「はい、なんでしょう(今、戦うのに忙しいんだけど)」

大友先生 「きさろく君のその1歩分、そのくらいの距離がここではおよそ500万年の時間なんだよ」

きさろく君 「え?500万年?どういうことですか?」

大友先生 「この展示ゾーン『アースモール』では、時間軸に沿って古生代から現在に至る主な生物を展示して、生命の進化を紹介しているんだ。アースモールの一番奥が、私たちがいる現在だよ」

きさろく君 「大迫力!!」

大友先生 「アースモールは、100mほどの長さがあるので、ここでは1歩分がおよそ500万年に相当するんだ」

きさろく君 「いっぽがごひゃくまんねん…」

大友先生 「ヒトの起源は諸説あるけど、およそ500~700万年前だといわれているから、きさろく君のその一歩分しかないんだよ」

きさろく君 「たった一歩が、人の進化の時間…」

きさろく君、気の遠くなるような進化のスケールの大きさに呆然としてしまいました

きさろく君 「ハッ!なんだかとんでもない所に迷い込んでしまった…」

大友先生 「きさろく君、古代のサメに食べられてみない?」

きさろく君 (また戦わなくてはいけないのか…!)

大友先生 「(戦わなくていいから) これはね、カルカロドン・メガロドンと言って大昔のホオジロザメのあごだよ」

きさろく君 「ものすごい歯ですね!あっ!歯の裏に何本も歯がありますよ!」

大友先生 「そうなんだよ。ヒトの歯は永久歯で終わりだけど、サメの歯は何でも生え変わるのがわかるよ」

きさろく君 「うらやましいな」

お待ちかねのエンバイラマ館です
ここでは約1億3000万年前の中生代白亜紀の北部九州を再現したジオラマがあり、15分ごとにリアルな動きの恐竜たちや当時の自然が再現されます(上演時間は館内でご確認ください)


きさろく君 「大友先生!羽毛が生えた恐竜がいます!」

大友先生 「最近の研究で、恐竜の中には羽毛があったものもいたという報告があるんだ。ここでは多くの資料をもとにして、学術的な裏付けのあるジオラマを作り上げているんだよ」

きさろく君 「すごいですね~。大昔の北部九州の様子がよくわかりますね!」

大友先生 「本物のように動く恐竜がいるエンバイラマ館は人気スポットなんだよ!」

きさろく君 「なっとくです!」

時間が来て、場内が暗くなると恐竜たちが生き生きと動き出します

月夜に吠えるワキノサトリュウの姿に思わずきさろく君は見惚れてしまいました

解説とともに1億3000万年前の北九州にトリップです

きさろく君 「大友先生、ここはなんですか?すごく資料がたくさんありますね」

大友先生 「ここはエンバイラマ館のリサーチゾーンです。先ほどの動く恐竜がいた白亜紀ゾーンを復元するための資料を展示しています」

きさろく君 「こんなにたくさんの資料がいったんですか!?」

大友先生 「展示されているのはほんの一部ですよ(笑)。バックヤードにはたくさんの化石・岩石等の標本や、現在の生きものの標本が保管されていますよ」

きさろく君 「恐竜の歯がある~」

大友先生 「さっき、きさろく君が見上げていたワキノサトリュウの歯だね。実際に、北部九州(宮若市)で発見された恐竜の化石だよ」

リサーチゾーンから再びアースモールの新生代ゾーンに戻ります

きさろく君 「あ!これはわかります!マンモスですよね!」

大友先生 「そうだね、マンモスです。マンモスの象牙はすごいね!だんだん現在に近づいてきたよ」

アースモールでは、空を飛ぶ生きもの、水中の生きものは天井から吊って展示をしています

きさろく君 「マンボウがいます…」

大友先生 「DNA鑑定をきっかけに、マンボウとは別の種とわかったウシマンボウのはく製で、世界最大のものだよ!」

きさろく君 「(大きさにびっくりした…)」

きさろく君 「大友先生、これはなんですか?」

大友先生 「これは岩屋海岸の模型だよ。実はね、この模型は自然史の学芸員が実際に岩屋海岸で型を取って再現したものなんだよ!なので、岩屋海岸のどこかにこれと全く同じ場所があるんだよ」

きさろく君 「え?写真とかから再現、ではなく?」

大友先生 「ではなく。ちゃんと型を取って」

きさろく君 「ものすごいことしてますね…」

大友先生 「実は北九州はすべての時代の地層がある、珍しい地域なんだよ。だから、色々な時代の化石が出るんだよ」

きさろく君 「なんだか、知らなかった北九州の姿をたくさん見ることができてびっくりです」

大友先生 「おもしろいでしょう?」

きさろく君 「はい!!」

写真にはありませんが、国の天然記念物である「千仏鍾乳洞」のジオラマや、たくさんの生物がいる山田緑地の再現ジオラマなどもあり、そのリアルさにびっくりします

場所は変わって「歴史ゾーン」へ
ここは北九州の歴史に関わる貴重な資料の展示があります

きさろく君がじっと見ているのは…?


大友先生 「何かわかる?」

きさろく君 「機織り機、ですよね?」

大友先生 「正解!小倉の伝統的な織物である「小倉織」の機織り機だよ。小倉織は一旦途絶えてしまっていたんだけど、最近復活したんだよ」

きさろく君 「シマシマでなんだかカッコいいですね」

大友先生 「そう!昔は武士の袴などによく使われていたんだよ」

不定期で機織りの実演なども行われています。見ることができたらラッキーかも!?

きさろく君 「えーと…『従是西筑前國』でいいのかな?」

大友先生 「今の言葉で言うと「ここから西は筑前の国」ってところだね。この【国境石】から東は豊前小倉藩、西は筑前黒田藩。その境目に建てられた目印の石だよ」

きさろく君 「今で言う県境みたいなものですか?」

大友先生 「そうだね。戸畑に今も『境川』という川が流れているけど、あの川が二つの国の境界線だったんだよ。北九州は江戸時代、なんと2つの国からなる地域だったんだ」

きさろく君 「北九州は特徴がある地域だったんですね。境川の地名にもちゃんとした理由があるんですね。勉強になります!」

きさろく君 「これ、本物ですか?」

大友先生 「本物だよ(笑) 井上周防之房(いのうえすおうゆきふさ)という、黒田家の重臣の具足だよ」

きさろく君 「黒田家!黒崎にも黒田家ゆかりの黒崎城がありました!」

大友先生 「ゆかりも何も、井上周防之房こそが黒崎城の城主だよ(笑)」

きさろく君 「えっ!?」

大友先生 「黒田長政が筑前の国に赴任してきて福岡に城を建てると同時に、東の国境の守備のために作られた黒崎城の城主となったのが井上周防之房。残念ながら黒崎城はすぐに役目を終えてしまったけどね」

きさろく君 「勉強不足でした…」

大友先生 「今知ったからいいんだよ!」

きさろく君 「大友先生、今日はありがとうございました!気の遠くなるくらい昔の事から、ものすごく身近な場所の事まで、たくさん勉強になりました」

大友先生 「楽しんでもらえたかな?」

きさろく君 「はい!ものすごく!」

大友先生 「いのちのたび博物館は、今日案内した常設展のほかにも時期によって特別展があるから2倍楽しいよ!」

きさろく君 「今開催している特別展が、このポスターですね!」

大友先生 「春の特別展「獣は毛もの~ふわふわ、ごわごわ、すべすべ、ちくちく~」詳しくはホームページで!」

きさろく君 「なんだか楽しそうですね!詳しくはホームページで!」

北九州市民であればきっと誰もが名前を知っている「いのちのたび博物館」
改めて館内を見て回ると、新しい発見がたくさんありました
日々進化を続ける「いのちのたび博物館」に行ってみませんか!?

2019年(平成31年)4月より常設展の観覧料が変更になりますのでご注意ください


いのちのたび博物館HP
http://www.kmnh.jp/

春の特別展
http://www.kmnh.jp/event/254/

きさろく君 「北九州市って実はなんだかすごい!?次はどんなすごいところに行こうかな…!」